散歩道の代表的な風景。「日本名坂30ケ所」の一つに選ばれている。向かって左側の土管は明治10年頃に薪を燃料として焼かれた手造り土管。木型の筋跡が見られる。粘土の中の鉄分が酸化焼成により見事な発色を見せている。向かって右側の焼酎瓶は比較的新しく昭和初期に石炭窯で焼かれたもの。瓶の内側に釉薬の掛かっている製品は酒造会社に納められたもの(灘地方に多く出荷)。路面には昭和35年頃土管を焼くときに使われる焼台が施工されている。